怒! 電力小売業者の勧誘法

本日「東京電力の代理店」から、電話があり、電力会社の変更をおすすめ頂きました。電気店にかけてくるのもどうかと思いますが、気になったので内容を伺いました。


結論を申し上げますと、勧誘の方法には問題アリ！非常に「ズル」い勧誘トークです。何が問題かというと...




①自社名を名乗らない。「東京電力の代理店」とだけしか言わない

そりゃねぇ、東京電力の代理店には違いないですけど、消費者は「東京電力」が直接電話をかけてきていると勘違いしますよ。「ＮＴＴの代理店」があたかもＮＴＴのように思わせて第２電電を勧誘するのと全く同じ勧誘法です。問い詰めたら、会社名をおっしゃいましたけど、かなり有名で、信用のある会社ですよ。電気で儲ける前に本業が心配です。



②「電力小売り業者さんの勧誘じゃないの？」と聞いても、「違います。東京電力の電気料金を安くするプランを説明する。」の一点張り「新規の電力事業者じゃない」と言い張る


そりゃねえ、東京電力が電気を小売業者に卸しているわけですから、ウソではないです。でも、この会社は間違いなく新規の電力小売り事業者なんです。ホームページにも載っております。堂々と会社名を名のって、事業の説明をすればいいじゃないですか。


それに、東京電力は、「発電」「送電」「小売」と３分割されてしまっていて、この業者と同じ土俵にたつ「電力小売り業者」東京電力エナジーパートナーという会社があるんですね。その意味で、電力小売り業者は「東京電力の代理店　〇〇〇〇です」と名乗るべきだと思いますねぇ。



分割後の東京電力組織図


ま、この業者さん、私の判断では「グレー」です。ギリギリセーフなのかなぁ。こんな有名な会社がコレでいいのか？とにかく、まだまだ波乱が予想される電力自由化。

でも、まだ始まってないんだよね。
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