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エアコンのフロンガスってさ..... [エアコン編]

昨年の今頃(令和元年10月13日)は......


思い出すのもおぞましい、台風19号の被害真っただ中。あれから1年も過ぎてしまった。10月12日(土)の夜に台風19号が佐野に上陸、市内をガッタガタに破壊していったのでありました.....


ウイスタふじくら佐野店 台風19号被害の様子


13日の今(午後)の時間は、店内の商品や事務機器を外に出す作業をしていたような気がします。あまり覚えていません。必死だったのでしょう。空は恨めしいほどの快晴でしたね。泥が乾き始め、市内は砂ぼこり、自衛隊の車が往来している様子は、まるで映画のワンシーンのようで現実のものとは思えませんでした。あの出来事がたった1年前のものとは思えません。それ程この1年いろいろなことが起こりすぎです。天災が起こらないように祈るよりも、次に起こる天災に備える事が重要な気がします...


さて、台風19号やコロナの原因が地球環境破壊だとしたら、我々が扱うエアコンのガスも大きな要因です。私が経験している中で、エアコンのガス種も変わってきました。


会社で用意しているガスは3種類


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R22,R410A、R32の三種です。




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古くはR22が長く使われていたのですが、オゾン層を破壊するという事で1998年からR410Aに代わりました。


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R410A1。地球環境には比較的優しいのですが、取り扱いが難しい。ガス圧がR22より1.6倍程高いので、工事がいい加減だとガスが漏れやすいのです。それと、混合ガスですので、ガスを足すことができない。R410Aのエアコンがガス不足で冷えなくなると、中のガスをすべて抜いてから、規定量を図って再充填しなければなりません。取り扱いに手間がかかるのが難点でした。


その難点を克服したのが現在主流のR32


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混ぜ物でない単一ガスに戻りましたので、R410Aよりは扱いやすくなりました。ただし、ガス圧はR410Aより若干高いので、施工はしっかり行う必要があります。


ウイスタふじくらでは、施工後のガス漏れ検査、フレア法面(のりめん、接合面の事ですね)には、専用剤を塗布しております。大いに気を使っております。



R32の大きい利点は、使用する銅管サイズの許容が大きいことです。通常、大きい部屋のエアコンですと銅管を太くする必要があり、施工費も高くなります。しかしR32ですと、細いパイプでも大丈夫なのです。工事の負担も減り、お客様の金銭的な負担も減っております。もし、今お使いのエアコンが故障したとして、ガス種がR410Aでしたら修理せずにお買い換えをお勧めします。冷房や暖房の効率も大幅に上がっております。


10月も半ばに差し掛かりました。影響はなかったものの、先日の迷走台風も奇妙な出来事です。過去の常識が通じる世の中ではなくなってしまいました。今シーズンの台風がこれで終わりであればいいですね。


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ウイスタふじくら佐野店
栃木県佐野市大橋町2066
0283-22-5131
www.wista-fujikura.com

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